2009年6月16日火曜日

Redundancy

こんにちは。 英単語を一つ。
クレジットクランチ以降、かなり頻繁に耳にします。 以前はそんなに聞かなかった。
ちなみに、「クビ」の意味です。

日本でもリダンダントという言葉は時々使いますね。 ダブッてるという意味で。
社員を解雇する時に、「クビ」というナマナマしい直接表現は避けて、英国的に?なんとなく婉曲的な言葉で本人のショックを和らげてるような気がしないでもない。

こちらに来る時、繰り返し警告されていたのが、労働法の強さ。
労働者は法律で手厚く保護され、会社側は簡単に社員のクビを切れない。

これはこれで真理なのですが、そうすると昨今のクビ切りの嵐と矛盾する。 なんでそんなに簡単にクビ切りが出来るのか。
ずっと疑問に思っていたのですが、このあいだ専門家と話していて少し納得しました。

この言葉は景気の悪い時に経営側にとってなかなか都合よくできていて、
この仕事は会社としてダブっていると判断した → ダブっているところは必要ない → だからそこにいるあなたは仕事がなくなる(クビ)

去年から “あるセクション まるごとダブっていると判断した” という理由で大量解雇が相次いでいる訳です。 労働法の強さとバランスが取れているというか、会社側の上手い方便と言うか。


・・突然、景気の悪い話で失礼しました。
ちなみにこちらは made redundant された社員が、不要になった自分の名刺を使って ささやかな会社への復讐を試みる、というもの。
サイトには世界中から投稿があるそうです。







  

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