2009年12月28日月曜日
Cliveden
断続的に雪が降ってます。
市内はそれ程でもないですが、少し郊外になると結構積もっているらしい。
雪のClivedenはきっと綺麗に違いない、と思って行ってきました。
Clivedenは1600年代に建てられた王侯貴族の館です。 ロンドンから1時間くらい。
とにかく、敷地が広い。150 万平方メートルあります。ピンときませんが。
ここもナショナル・トラストです。
緩やかに流れるテムズ川を見下ろし、バークシャーの田園地帯を遠くに望むという、贅沢な高台にあります。
均整のとれた庭園がとても美しい。
5つ星ホテルにミシュランシェフのいるレストランもあります。
雪のCliveden、めったに見られるもんじゃない。
でもそんなこと考えてわざわざ来る人って、あんまりいないんだろうか。
ガッラガラでした。
2009年12月24日木曜日
クリスマス・プディングの失敗
Good Evening London
2009年12月23日水曜日
Leicester Square
2009年12月21日月曜日
Greyhound
Greyhound がアメリカからやって来て、運行を始めるらしい。
感慨深い、です。
青春と言っては照れ臭いですが、どっぷりグレイハウンドと過ごした時期がありました。
2週間とか3週間の乗り放題パスを買って
アメリカ大陸横断だ、縦断だ、と何回乗ったか覚えてないくらい。
ロサンゼルスのターミナルで、誇らしげに行き先を "NEW YORK CITY" と表示したバスを見ると、なんだか武者震いしたものです。
こいつは、これから数千kmを走るのかぁ、と。
とは言っても、決して快適ではなかった。
明けても暮れても、ひたすら地平線が見えるだけ。
来る日も来る日も、バーガー・キングのハンバーガーだし、
リクライニングも無いような狭い席で、とにかく腰が痛い。
新天地を求めて来たのか、メキシコからの移民の親子がいたり。
飛行機に乗るお金がないからと、何日もかけて東海岸の息子に会いに行くおばあちゃん。
皆が寝静まった頃、後ろの席からひそかに聞こえる同性愛者同士の囁き・・
アメリカの縮図のような世界を乗せて、昼も夜も、グレイハウンドはアメリカ中を走ってました(多分、今も)。
当時、わたしのバス旅の友は、ソニーのラジカセとニコンFE2。
彼方の地平線に高層ビルが見えて 町が近付いてくると、
だんだんFMの電波が入るようになります。
Atlantic Starr の Secret Lovers
Heart の These Dreams
Peter Gabriel の Sledgehammer
Bangles の Manic Monday
Elton John の Nikita ・・・
FMが受信できるのは町が近い間だけ。一曲も逃すまい、とラジカセにかじりついてました。
フリー・ウェイが片側2車線から4車線、5車線に増え、
間近に迫ってきた高層ビルを巻き込むように大きく蛇行して、
ちょうどDire Straits の Walk of Life のキーボードが聞こえてきた時、若き日のわたしは思いました。
わぁ、アメリカだー、と。
昔読んだ「深夜特急」を、久しぶりにパラパラと読み返す。
確かに面白いけど、今はこんな旅、出来ないなぁ
歳を重ねて、何かと楽な方に流されてしまうからか、
ストイックに旅を求める気持ちが擦り切れてしまったか。
イギリスに来るグレイハウンド。
20代に戻って、乗ってみようか・・なんて考えてます。
"Kathy," I said as we boarded a Greyhound in Pittsburgh
"Michigan seems like a dream to me now"…
(Simon & Garfunkel – America)
2009年12月20日日曜日
Surfin' Dover
ツアーガイド
BBC Paris Studio
ポールのコンサートを見るために日本からやって来る知人が 「この際行っておきたいところリスト」を送ってきたので、一部ご紹介します。
はぁ、大変だこりゃ。
リバプールから出てきて、4人が初めて共同生活を始めたアパート
ジェーン・アッシャー(ポールがリンダと結婚する前の婚約者)一家の住まい
BBCパリススタジオ
ジョンとヨーコが初めて出会ったギャラリー
Let It Beの冒頭部分とかの撮影をしたトゥイッケナムのスタジオ
MBE勲章を受ける朝に玄関でポールと一緒に記念撮影をしたリンゴのアパート
Hard Day’s Nightでリンゴが追い出されたパブ
同じくリンゴが寝っ転がったテムズ川の堤防
同じく4人が建物から飛び出して駆け下りた螺旋階段
旧アップルストア
mplの本社
Help!で4人が別々に家に入っていくシーンで使われた通り
同じくトラのシーンのCity Barge Pub
Strawberry Fieldsの撮影に使われた木
Penny Lane(乗馬シーン)の撮影が行われた古い門
ポールの今の家
ジョンがImagineを作ったアスコットの邸宅
青版の内ジャケの撮影に使われた教会の柵
EMIの手すり
・・・・・・
Irish Cream
2009年12月19日土曜日
St Ethelburga’s
2009年12月16日水曜日
家が一番
TFL(ロンドン市交通局)がトナカイさんのへたうまキャラを使ってお知らせしている、クリスマスの運行予定。(まばたきもするのでご注目)
その内容と言えばとってもシンプルで、一言、全面運休。
クリスマス当日の25日は、バスも、地下鉄も、Over Groundも、Tram Linkも、何もかもまとめて、一切、全く動かない。
交通機関の機能が停止して、この日、ロンドン市内はゴースト・タウンになります。
24日まではショッピングだ、クリスマス・キャロルだ、パーティーだ、ミュージカルだ、と大いに盛り上がるのに、25日にはあらゆる活動がピタリと止まってしまうのが面白い。
以前大陸にいた時も思いましたが、クリスマスをわが家で静かに過ごすことへのこだわりは、日本人にはなかなか想像できないほど強いものがあるようです。
British Airwaysが来週から大規模なストを予定してますが、要は従業員がクリスマスを家で迎えたい、という気持ちもあるからでは、と勘繰りたくもなる。
実は25日にヒースローに行くことになっていて、どうやって辿り着こうかと悩んでいるところ。
好きなクリスマスソングを一曲。
家族の顔を思い浮かべながら家路を急ぐ、そんな期待感がよく出ています。
クリス・レア Driving home for christmas
2009年12月14日月曜日
2009年12月12日土曜日
Misty
天気予報では"misty and foggy"という言い方をしてました。
ロンドンは霧の都という印象があるけれど、実はそんなに霧は出ない。
"霧"と言われてるのは実はスモッグのことで、
イギリスが産業革命後まだ世界の工場と言われていた頃、特に冬の間は家庭でも暖房用に石炭を燃やしていたので、ばい煙が市内を覆うことが頻繁にあったそうです。
立派な大気汚染ですから、ひどい時にはひと冬で数千人の犠牲者が出たこともあったらしい。
Mistyが流行った頃、ロンドンでは霧が深刻な社会問題になっていたのです。
今では工場もほとんどなくなり、石炭も使われなくなったので、霧=スモッグも少なくなってきたということ。
だからたまに "いかにもロンドン" 的な霧が出ると、写真に撮りたくなるんですな。
2009年12月10日木曜日
Simple as that
日本に住んでいた当時はそれ程感じなかったのだけれども、
東京の日々の生活は、とにかく慌ただしく目まぐるしく過ぎ去っていたような気がする。
翻ってこちらの生活。
仕事は多忙とは言っても、食べる、寝る、休みには公園を歩く、市場に出かける、本を読む、近くを走る・・・
生活の構成要素がとてもシンプルで、単純な繰り返し。
なんでこんなことを考えたかと言いますと、
昨日、知人の駐在員家族が石鹸とタオルを持って、わが家を訪ねて来たのです。
「お風呂を貸してほしい」と。
なんでも家のボイラーが壊れたそうで、4日間風呂に入れなかったらしい。
この時期、おそらくイギリス中の何十万という家で申し合わせたようにボイラーが壊れていると思われ、修理のエンジニアのアポを取るのさえ至難の技です(来ても多分直らない)。
うちのボイラーだってまたいつダメになるか分からない。
ここはお互いさま、気持よくうちのお風呂に入ってもらった。
お風呂のお礼に奥さんの手作り料理のおすそ分けをいただく。
日本でもおそらく昭和30年代頃までは当たり前のように展開されていたんでしょう。
生活のすごくベーシックな部分でのお付き合いって。
ある意味とってもプリミティブな日々を送ってるのです。
2009年12月7日月曜日
Cafe Rouge
2009年12月3日木曜日
2009年12月2日水曜日
2009年11月28日土曜日
This Is It
2009年11月26日木曜日
2009年11月21日土曜日
2009年11月18日水曜日
Osterley Park
2009年11月12日木曜日
OVATION
久っっしぶりに訪れる自分のブログの新鮮なこと!!(ウソ)
えー、ただいま独り暮らし中。
おまけに仕事が超多忙状態で、連日の深夜帰り。
当然、部屋は荒れる、洗濯物はたまる、牛乳は切れる、バナナが真っ黒になる、植物は枯れていく・・・
ブログの更新より、やはり洗濯の方が優先順位が高い訳でして。
生活が乱れていく中、正常な判断力を失っていたのか、
近所のスーパー(TESCO)でレンジで温めるだけのスパゲティを買ってしまった。
チンして一口食べた瞬間、「イギリスではスパゲティを食べるべからず」 というイギリス生活のイロハを思い出した。
空気を噛むような食感のパスタを口に含んだまま、洗っていない食器の山を見つめてなんとも情けない気持ちになりました。
・・と、そんな生活の中、まだゴミ屋敷になっていない頃に友人がオベーションを持ってやってきた。
70年代のを手に入れたそうな。
12フレットジョイントのレアものらしい。
ハードケースもいかにも70年代!
ビール飲みつつ、30年以上前の音に気持ちよく浸っていたのです。
・・・空きビンがまだそのままだ。
2009年10月31日土曜日
Please Mr. Postman
2009年10月26日月曜日
花火モード
TESCO(最大手のスーパー)に行ったら、入口すぐの目立つところに
どーんと売り場が出来ていて、イカのような絵ですがこれは花火です。
去年も紹介しましたが、間もなくガイ・ホークス・デイ。 国中で花火が上がる。
先週あたりからぽつぽつと花火モードになってきてます。
陳列してあるのを見てみると、それは花火じゃなくてミサイルだろう、と言いたくなるようなものも結構売ってます。
IRAにアルカイダ。 実際にこれまで何度もテロを経験した国ですが、それはそれ、これはこれ。
花火に対しては、いたって寛容みたい。
だから一般市民が上げる花火でも、なかなか見ごたえがある。
そろそろリセッションの出口も見えてきたようだし、今年はいつもより派手にやってほしい。
Paul is Live, again
今日からポールの欧州ツアーのチケットが発売になりました。
ロンドンは1回だけ、マイケルも公演予定だったO2アリーナです。
日本のポール命という友人から !!! が沢山ついたメールが来て、デラックスパッケージに申し込んだと。
DELUXE TRAVEL PACKAGE includes:
- Premium Seat located in Row 2
- Two nights hotel accommodations
- VIP entrance (where available)
- Access to Soundcheck
- Pre-show dinner reception § Luxury buffet with
complimentary bar serving beers, wines and soft drinks
- Crowd-free merchandise booth
- Exclusive “Paul McCartney Tour” blanket
- Collectible tour laminate
- Official tour programme
- Concert coach transfers (if applicable)
- Onsite event management staff
PRICE £1550 per person inc VAT
リハのサウンドチェック見物、VIP用の入口に混まない売店、オフィシャルプログラム付き。
それにしても£1550!!(約23万円) しかも日本から(飛行機代別)。
もし通常価格(£55、£85、£125)でご覧になりたい方がいれば、お知らせください。
手配いたします。
2009年10月24日土曜日
ホフディ・ハウス
歴史の流れを変えた出来事を順番に並べたら、この会談は上から何番目くらいになるんだろう。
二人がここで会わなかったら、世界は今と少し違った形になっていたかも知れない。
1986年10月11日。
ゴルバチョフがレーガンに呼びかけ、アイスランドのレイキャビクで超大国の首脳会談が行われました。
米ソ大統領は中距離核戦力の削減に原則合意、これによって冷戦は終結に向かって動き出したと解釈されてます。
この後、世界は劇的に変わっていきました。
ベルリンの壁崩壊、天安門事件、チャウセスク暗殺、ソ連の解体、東欧の民主化、市場経済への移行・・・・
レイキャビクでの会談の直後、二人が並んで写っている写真がTIME誌の表紙を飾りました。
会談が行われた建物の入口で撮られたもの。
世界が変わることを予感させるその写真に、当時のわたしはいたく感銘を受け、切り抜いて長く自分の机の前に貼り付けていたものです。
(なぜかその隣にはタッチの朝倉南ちゃんの切り抜きも飾ってあったのですけれども)
夏休み、歴史の舞台になったホフディ・ハウスに行って来た。
市のはずれ、北海に面して佇む小さな家でした。
見学に訪れる人は多いけれど、柵もなければ警備もいない。
荷物検査もなしで誰でも自由に入れる。
23年前、二人が目指した世界は、もしかしたらこういう姿だったのかも、などと思いながらその建物をしばし眺めてました。
2009年10月23日金曜日
2009年10月20日火曜日
Elephant & Castle
Elephant & Castleはロンドンの南東部を走るバスの一大集積・通過ターミナルになっていて、それはそれは夥しい数のバスが次から次にやって来る。
いつも大変な混雑で、人々だけを見ているとジャマイカ辺りにいるような気分になります。
大きなロータリーの真ん中にショッピング・センターがあって、その屋根の上に赤い像がいる・・
のはこれまで何度も見てきたので知ってましたが、改めてしげしげと見てみると。。。
ズーム
Elephant & Castle そのままやん
銀座線の駅の入口にトラがいて虎ノ門・・・そんな雰囲気。
なんでもその昔、背中にお城を乗せた像を見た人がいたという言い伝えが名前の由来だそうです。
どう考えても幻だと思いますが。
ということで以上、超ローカルな話題でしたがElephant & Castleからお送りしました。
いつも大変な混雑で、人々だけを見ているとジャマイカ辺りにいるような気分になります。
大きなロータリーの真ん中にショッピング・センターがあって、その屋根の上に赤い像がいる・・
のはこれまで何度も見てきたので知ってましたが、改めてしげしげと見てみると。。。
ズーム
Elephant & Castle そのままやん
銀座線の駅の入口にトラがいて虎ノ門・・・そんな雰囲気。
なんでもその昔、背中にお城を乗せた像を見た人がいたという言い伝えが名前の由来だそうです。
どう考えても幻だと思いますが。
ということで以上、超ローカルな話題でしたがElephant & Castleからお送りしました。
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