2009年9月27日日曜日

新装開店


通勤途中にあるこの店が気になる。

新聞・雑誌やちょっとした食べ物を売ってるニュース・スタンドで、2週間ほど前にできました。
仕事を始めたばかりのような若者が一人で店番をしていて、
こっちの店では珍しく商品をきれいに整えていたり、棚の埃を掃ったりしていて、感心しました。

しかし、、
いつ見ても、客が入っていない。。 バス通りで、そんなに立地は悪くないのに。

窓枠に付けられていた風船が、すっかりしぼんでしまった。
(応援したいけど、買いたいものが何もないんだな、これが)


 
 

2009年9月25日金曜日

2時間半

東京 – 新大阪  新幹線
ロンドン – パリ  ユーロスター

乗っている時間はほぼ同じ。
でも車窓の景色は、東京・新大阪間の方が変化があっておもしろい。

打ち合わせをして、ロンドンにはない美味いラーメンを食べながら軽く飲んで、夜8時半にはもう家に着いた、というあっけないパリ日帰り。







  

2009年9月24日木曜日

Canon 5D Mark II


両手でレンズとボディを持って構えた時の感じが、全然違う。
並べて置いてみると、Nikon D40はまるで ”おこちゃま” に見える。

まぁ、もともとD40は自分にとっての 「本命」 が現れるまでのツナギだったので、いずれこうなる運命にはあったのですが・・(すまん、D40。君には本当のことが言えなかったんだ)

なんだか二股をかけているような居心地の悪さを感じつつ、そうは言っても本命が現れちゃったんだから仕方がない訳で。

すっかり心は5D Mark IIでしたが、
なんと強敵が出現。
同じくキャノンから7Dという新機種が出た。
えー、付き合ってた彼女に美人の妹がいたのー? 


・・くだらない例えはこのくらいにして、
5D Mark IIと7Dの違いは、「フルサイズかどうか」なのです。
ややこしい話は省略すると、5D Mark IIはフルサイズで、7Dはそれより小さいAPS-C。
フルサイズの方が、当然画質は上です。
言ってみれば、根本的な部分で別のカメラだということ。
顔は似てるけどお父さんが違った、というか(しつこい)。

先月の夏休みに初めて5D Mark IIを外に連れ出しました。
まだPCで見てません。楽しみです。

最後に。
どう転んでも手の届かない別格の存在。
このあいだ発表されたばかりのLEICA M9。



・・うつくしい


   

2009年9月22日火曜日

Rock and Sole

ロンドンで屈指と言われるFish & Chipsの店。
しかしわたしには違いがわからない。

人より味覚が鈍いのかと、ふと不安になったり。







   

2009年9月21日月曜日

Battersea Power Station


火力発電所としての使命を終えてからもう20年以上、
再開発の話が出ては消え、出ては消えを繰り返してきたそうです。

先週も新しいプランがひとつ。
屋上にプールとテニスコートを作って、周りを高層のアパートで囲む計画。

ヨーロッパで一番大きいレンガ造りの建物なのに、ずっと放ったらかしにされてきたので、保存状態はかなり危機的なレベルだそうです。
テムズ川をはさんで高級住宅地のチェルシーと向かい合ってるのに、バタシーは何故か寂れた感があります。 
早く計画が決まって、生まれ変わったバタシーを見てみたい。





  

2009年9月20日日曜日

祭 東西

今年は日本とイギリスの国交150周年記念とか。
リバプール・ストリート近くのマーケットを使って大々的な日本イベントが開催された。
合気道、折り紙、和太鼓、生け花、尺八、神輿、着物、、、日本にいてもあまり接する機会がないようなジャパニーズ・ティストで満たされてました。

仕事のお付き合いもあったのでお邪魔して、あっちでどーもどーも、こっちでどーもどーもと、いろんな人に挨拶して、けど夕方からのウェンブリーが大事なので、ささっと切り上げて来たのです。







  

2009年9月19日土曜日

Gordon Ramsay

汐留のコンラッドにも入ってますが、Gordon Ramsayはイギリスで最も有名なシェフで、ロンドンでただ一つというミシュラン三ッ星を経営しています。

ただ、この人すぐに頭に血が上るタイプで、口の悪さとか、だれそれと喧嘩したとか、クレジット・クランチで系列の店を手放したとか、弟がホームレスだとか、毎年ロンドン・マラソンを完走してるとか、物を投げつけるだとか、光熱費の請求を踏み倒しているとか、、、
シェフとしての腕以外のところでお騒がせ報道されることが多い。 マスコミもそれを狙って頻繁にテレビに登場させてる。

一昨日もBBCに出演したところ、司会に 「あんまり手広くレストランやってるので、料理なんて人に任せ切りなんでしょう」 てな言い方をされて、本番中に激怒したらしい。


何かとマスコミを騒がす有名人ですが、実際の料理はどんなん?という野次馬根性で食べに行ってきた。三ツ星の本店ではありませんが、チェルシーにあるFoxtrot Oscarという系列の店。


野次馬根性の延長で、ゴードンは店に来るんですか、とウェイターに聞いたところ、
しょっちゅう来る、2日前にも来た、と。 
調理の仕方やサーブの仕方まで、細かいところに目を光らせていて、彼が来ると従業員はピリピリしてるそうです。 だからあんまり来てほしくないそうな。 
仕事に厳しい強面の上司、ちゃんと店を見てるのです。

ということで、BBCの件については、一応わたしは彼の味方になってあげたい気持ちです。

ちなみに料理の方は、、、
可もなく不可もなく、まぁこんなもんか、という味でした。
きっと本店はすごく美味いんだろう。






  

2009年9月18日金曜日

Tower Bridge



会社の帰り、時々タワーブリッジを歩いて渡ります。
ロンドン観光の定番なので、観光客が多い。

背の高い船が通る時には車道部分が跳ね上がる仕組みで、
昔は頻繁に跳ね上がっていたそうですが、今では週に数回しか開きません。
たまたまその場面に遭遇した観光客はとてもラッキーです。
ただ、開いている間は車も人も通行止めで、結構待たされます。

わたしもはじめの2、3回は おぉーという感じで好奇心いっぱいに見ていましたが、
そのうち、なんだ今日はタイミングの悪い・・ などと半分ボヤくようになってきました。
人はこうやって朽ちていくのだ。


小さな発見
前から、こんな端っこの方に回転式のゲート作って何の意味があるの? と思ってましたが


橋が上がる時に、こうやって通行止めにするのだ。
係の人だけ、通れる。





   

2009年9月17日木曜日

再びWembley


予約したことすらすっかり忘れていたくらい大昔に、ネットで注文したチケットが届いた。
今週末のウェンブリー・スタジアム。 ぎりぎりで間に合った。
当日の出演スケジュールも、メールで送られてきました。

Please note the stage times as listed below:
Doors - 4.00pm
White Lies - 5.20pm
Girls Aloud - 6.00pm
Jay Z - 7.20pm
Coldplay - 9.00pm

4時開場で、終わるのは、、11時くらい?
なんか、冷えそうな気がするなぁ  雨なんか降ると悲惨だなぁ
またビールのかけ合いになるのかなぁ・・
Jay Z、生まれて初めて、ラップのライブを見ます。
どういう聴き方をすればいいんですか。



  

2009年9月15日火曜日


このところ天気悪い。
日本と違って、都心近くでも駅前に商店街の賑いがある訳でもなく。
イギリスの駅って、なんか寂しい。
天気が悪いと、寂しさが増します。



   

2009年9月13日日曜日

ZOOM ZOOM

昨日は望遠レンズだけ持って、外に出た。
露出アンダー気味。










  

2009年9月12日土曜日

2009年9月10日

発売2日目です。

ピカデリー・サーカスのHMVに行ってみました。 こんな感じ。








わたし 「14枚入りのボックスのをください」

店員 「発売初日に、HMV全店で完売しました。 次の入荷は、未定です」


・・・ (感涙)


いつも思いますが、アップル社、EMIのマーケティングは本当に巧い。
優秀なマーケティングのプロを揃えて、世界規模でブランド価値を守る戦略を練っているんだろうと思います。

新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、、ここ数週間のメディアでの取り上げられ方はハンパではない。
BBCが土曜日、日曜日のゴールデンタイムにぶっ続けで特集を組んだり。
アップルがBBCに仕掛けているんじゃないかと勘ぐりたくなります。

価値を落とさない工夫のひとつは、安売りをしない、安易な露出をしない、ということでしょうか。
安易にCMに使ったりすると、短絡的に商品とイメージが結びついてしまいます(そこがスポンサーの狙いでもある)。
イメージが固定されると価値が落ち、さらに安く利用されるという悪循環を招きます。
例えば、ショパンのプレリュードを聴くと胃薬を思い出す、というのは大変悲しい条件反射です。聴き手にとっても、アーティストにとっても、楽曲にとっても、大変不幸な結果ではないですか。

他のビッグネームがセール時期に大幅値引きされていても、彼らのCDが安売りされているのは見たことがない。
アルバムとして聴かれることを重視してるので、ネット配信はしない。
映画I am Samの挿入曲をビートルズにしようとしたら、高すぎて予算が足りなかったので、他のいろんなアーチストにカバーをお願いした (逆にこれが良かったのですが)。
一曲かける毎の費用が高いので、FMでもあまり流れない・・・

飢餓感を少しづつ作っていくと言うか、出し惜しみの仕方がすごく上手いんです。
ただ、それも度が過ぎると今度は忘れ去られてしまいますから、うまーいタイミングで話題づくりをしてるような気がする。(偶然かも知れないけれど)
・ 1995年 アンソロジー
・ 2000年 ビートルズ 1
・ 2003年 LET IT BE NAKED
・ 2006年 LOVE
・ 2009年 リマスター盤

残る飢餓感と言えば、
・ 映画LET IT BEのDVD化 (これは絶対買う。今までヨレヨレの映像でしか見たことがない。解散前の重苦しい雰囲気を、鮮明な画像で臨場感たっぷりに見てみたい)
・ ハリウッド・ボウルのライブCD化 (海賊版しかない)

あとは何だろう。
これから先は、当然今までのように出し惜しみしてきたネタも尽きてくる訳で、
50年、100年経ったらまさに楽曲そのものの力で勝負、という時代になっているんでしょう。

そういう意味で、Timesの記事は面白かった。
6、7歳の子供たちにビートルズを聞かせて、今流行りの音楽とどちらが好きか判定してもらうというもの。
まぁ、執筆した記者自身が相当なビートルズファンで、かなりの希望的思い入れ、誘導があったような印象ですが。 子供たちがビートルズに軍配を上げたのは、嬉しい限り。
マーケティングの力を借りない普遍性を確認できたと言いますか。


日頃、わたしは自分から進んでビートルズを聴くことはめったにありません。 外でたまたま流れているのを聞く程度。
この間 車用品の店に入ったら、カーステレオのコーナーでI Me Mineが大きな音で流れてました。フィル・スペクターがプロデュースしたLET IT BEのアルバムバージョン。

10代の頃に聴き尽くしたはずなのに、
彼らの曲の中では、どちらかというと地味でマイナーな存在なのに、
なんと新鮮なこと。 なんと力強いこと。 そしてマイナーな曲にも光る無二の個性。
立ちすくんで、まさに聴き惚れました。 
これは、生き続ける音楽だと、本当にそう思ったのです。



  

2009年9月10日木曜日

For Sale



会社がテムズ川沿いにあるので、仕事中に窓の外に目を遣ると
川を行き交うたくさんの観光船やクルーザーが見えます。
天気のいい日など川面がキラキラしていて、仕事中の目の保養と言えなくもない。

豪華なクルーザーのオーナーらしき腹の出たおっちゃんが、悠然と笑みを浮かべて川岸の庶民に手を振りながら通り過ぎて行きます。
(そういうのは、さっさと通り過ぎてほしいです)

地下鉄の駅に向かう途中にピアがあって、クルーザー、ヨットが停泊しています。
ふと見ると売り出し中の張り紙。 しかも値下げ。

£550K ⇒ £55万 = 約8300万円

縁などあるはずもないので、中古クルーザー8300万円と言われても、高いのか安いのかさっぱりわかりません。
よく見るとその両隣も売り出し中。
クレジット・クランチで手放さざるを得なくなったのだろうか。

このクルーザーのオーナーも、去年の今頃はビール片手に誇らしげにテムズ川を往復してたのかも知れない。
人生、どう転ぶか分からないものです。
(かと言って、来年の今頃 私がクルーザーの上で手を振ってるなんてことは、あり得ない訳ですが)


   

2009年9月5日土曜日

ビールとジャズ

先週の今年最後(涙)、Bank Holiday の3連休。
あんまり天候に恵まれなかったけど、最終日にちょこっと晴れた。

夏の間、あちこちで開かれる野外フェスもだんだん残り少なくなってきたので、もう一つくらい、とハンプトン・コートに行って来ました。 

Hampton Court Beer and Jazz Festival
いろんなビールを飲みながらジャズを聴きましょう、と。

ハンプトンコートの敷地は広大なのですが、スミの方に小さな会場を作っていて、思いのほか地味なイベントでした。

こういう芝生会場のコンサートでは、皆さん思い思いの食べ物、酒、地面に敷くシートやら椅子を持ってきます。
けど今回は趣旨から言って飲食物の持ち込みは禁止。 ビールは会場で買います。
フィッシュ&チップス、バーガー、パイ・・ お決まりの選択肢ですが、食べ物も会場で。



それにしてもビール、種類の多いこと。
さすがイギリス、コクのあるエールが充実してます。
飲みごたえのあるのをちょーだい、と言ったら “Stairway to Heaven” というのを出された。
確かに説得力のある名前・・・

ジャズのコンサートは一曲ごとにわーっと盛り上がるわけではないし、飲み食いしながら好き勝手におしゃべりして、だらーっと過ごすのがいいようで。

寝っ転がって気持ちのいい音楽とStairway to Heavenに浸ってると、本当に爆睡してしまった。
眼が覚めた頃には少し肌寒くなっていて、あぁ、今年の夏はこれで終わりかな、と思ったのです。