先週、ビスタ君はたくさん撮ってくれたのです。(喜)
なかなか、いいではないですか。(嬉)
2009年1月29日木曜日
2009年1月25日日曜日
土曜日の散歩
2009年1月22日木曜日
2009年1月21日水曜日
Seasons in the Sun
2009年1月20日火曜日
2009年1月17日土曜日
Adult Education
2009年1月15日木曜日
スキ間のないサービス
これ、「スキ間テープ」って言うんですねぇ。
ロンドンのわが家、各部屋の戸が閉まる時にデカい音がします。 ゆっくり静かに閉まらないんです。
で、音が小さくなるような緩衝材はないものかとずっと探しておりました。
ロンドン市内、いろんな店を見て回りましたが、これだっ、というのがなかったのです。
今回、実家に帰りまして、近所にあるそんなに大きくない100均に行ってみました。
固有名詞を知らなかったので、「えー、スポンジみたいなのが付いてるテープのぉ、すき間とかに貼るやつでぇ・・・」と たどたどしく抽象的説明をバイトの女の子にしたところ、
彼女はスタスタと一直線に歩き出し、ある棚の前でピタリと止まって 下のほうに埋もれていたこの「スキ間テープ」を迷うことなく取り出して一言、
「こちらでよろしいですか。」 ・・・はい、何ヶ月もまさにこれを探しておりました。
関西空港で両替。
申込用紙に金額、通貨の種類とフライトの便名を記入します。
記入台のところに係のおじさんがいて、記入に手間取っているお客さんの手助けをしています。
その時の私、搭乗券を持っていなくて便名が思い出せませんでした。
おじさん「何時のどこ行きですか?」
「〇時頃の◇◇行きです」
おじさん、間髪入れずに「では△▽〇〇〇と書いてください。」
全ての便の行き先、出発時間と便名が頭に入っているのです。
書店にて。
ある作家のシリーズもの、訳あって1、2巻と5、6巻を買いました。
レジのお兄さん、「お求めの巻、3と4が抜けておりますがこのままでよろしいですか。」
・・えぇ、お気遣いありがとうございます。
しばらく国外にいて気づくのは日本のこういうところです。
社会の隅々にまで当たり前のように行き渡ったこのサービスの質の高さ、驚嘆に値します。
まさに、「驚嘆」という言葉がぴったり。
世界中、どこを探してもこんな国はありません。 マジで、絶対に、ありません。
不景気日本、世界に誇れるところがまだまだあるじゃないか。
2009年1月14日水曜日
ふるさとの訛なつかし
2009年1月8日木曜日
Hello Japan
キプロスに行って来た おしまい
2009年1月5日月曜日
タイムズ・アーカイブ
欧州最大 vs 町の顔
明暗。
去年10月、都市の中心部にあるショッピングセンターとしては欧州最大というWestfieldがロンドン西部に華々しくオープンしました。
やっぱり、デカい。 3時間くらい歩きまわったけど全部見切れなかった。 印象としては船橋のららぽーとよりも大きい。 結構な賑わいで、まずは成功、じゃないでしょうか。
片や、Woolworths。
ちっちゃな町にも必ずある日用雑貨・おもちゃの店。
今回の金融不安で倒産してしまいました。 間もなく、全店が閉店です。
イギリス人にとっては、子供の頃おもちゃを買ってもらった思い出が重なっているのかも知れない。
報道ぶりを見てると、単に“銀行が潰れた”ニュースよりも、少しセンチメンタルな伝え方をしてるような気がするのは、気のせい?
2009年1月4日日曜日
キプロスに行って来た その2
1974年、キプロスは南北に分裂しました。
歴史的にギリシャ系住民とトルコ系住民が対立を続け、1964年にキプロス紛争が勃発、内戦状態となります。
1974年にはギリシャ、トルコの両政府が軍隊を派遣、これによって島内のトルコ系住民は島の北部に、ギリシャ系住民は南部に移り、島は南北に二分されました。
南北の境界線は今でも存在し、島を貫く鉄条網によって2つの国に分かれています。
キプロスの首都はニコシアと言いますが、このニコシア、まさに境界線の真上に存在します。
首都が境界線によって真っ二つに分かれている訳です。
境界線がどうなっているのか、見てきました。
内戦で破壊された建物が当時のまま、廃墟のように残っています。
この廃墟が壁のように延々と続き、境界線を形作っているのです。
境界線一帯は立ち入るどころか写真撮影も禁止、銃を持った兵士が警戒にあたっています。
数か所、南北の通行と写真撮影が認められているクロス・ポイントがあります。
南のギリシャ側からトルコ側に入りました。
北側の北キプロス・トルコ共和国に入るにはビザが必要ですが、この北キプロス、日本を含め国際的には独立が認められていません。
パスポートに北キプロスの入国ビザを押すと、南に戻った時、北に不法侵入したとみなされ、戻って来れなくなります。
このため、北の入国ビザはパスポートにではなく、「別紙」を作ってそこにスタンプを押してもらいます。南に入る時は、(スタンプの押されていない)パスポートだけ見せれば良い、ということになります。
クロス・ポイント付近にある「廃墟」は、絵の描かれた布で覆われています。
右側が南から北への通路、反対側が逆の通路です。
北に入ると、コーランが流れ、南側とは街の雰囲気が異なります。
近年、深刻な緊張状態にはないと言われるものの、世界各地にある民族対立の最前線の一つを見たような気がします。
クロス・ポイントにあるパスポート・コントロールにて。
歴史的にギリシャ系住民とトルコ系住民が対立を続け、1964年にキプロス紛争が勃発、内戦状態となります。
1974年にはギリシャ、トルコの両政府が軍隊を派遣、これによって島内のトルコ系住民は島の北部に、ギリシャ系住民は南部に移り、島は南北に二分されました。
南北の境界線は今でも存在し、島を貫く鉄条網によって2つの国に分かれています。
キプロスの首都はニコシアと言いますが、このニコシア、まさに境界線の真上に存在します。
首都が境界線によって真っ二つに分かれている訳です。
境界線がどうなっているのか、見てきました。
内戦で破壊された建物が当時のまま、廃墟のように残っています。
この廃墟が壁のように延々と続き、境界線を形作っているのです。
境界線一帯は立ち入るどころか写真撮影も禁止、銃を持った兵士が警戒にあたっています。
数か所、南北の通行と写真撮影が認められているクロス・ポイントがあります。
南のギリシャ側からトルコ側に入りました。
北側の北キプロス・トルコ共和国に入るにはビザが必要ですが、この北キプロス、日本を含め国際的には独立が認められていません。
パスポートに北キプロスの入国ビザを押すと、南に戻った時、北に不法侵入したとみなされ、戻って来れなくなります。
このため、北の入国ビザはパスポートにではなく、「別紙」を作ってそこにスタンプを押してもらいます。南に入る時は、(スタンプの押されていない)パスポートだけ見せれば良い、ということになります。
クロス・ポイント付近にある「廃墟」は、絵の描かれた布で覆われています。
右側が南から北への通路、反対側が逆の通路です。
北に入ると、コーランが流れ、南側とは街の雰囲気が異なります。
近年、深刻な緊張状態にはないと言われるものの、世界各地にある民族対立の最前線の一つを見たような気がします。
クロス・ポイントにあるパスポート・コントロールにて。
キプロスに行って来た
さむい。 まだ悪寒がする・・
年末はしばらくキプロスにおりました。
ギリシャに近いイメージがありましたが、実は結構離れていて、地理的にはむしろトルコやイスラエル、エジプトに近いという島国。地中海の東の端にあります。
なぜ、キプロスか。
この大不景気、さすがのイギリス人もクリスマス休暇はいつもより質素におとなしく、安・近・短に過ごすのかと思っていたら全然そんなことはなくて、ホリデーはしっかり楽しむみたい。 あそこは満席、ここも一杯。 旅行会社に問い合わせて空席があったのがこの島という訳です。 シーズンオフなのですね。
- お客さん、この時期、レストランもみやげ物屋も閉まってますよ?
- いいです、その方が静かで。
天気も悪くて寒いからオフなんだろうと行ってみたら、そこはやはり地中海。 眩しい陽射しに溢れています(ロンドンに比べて)。
さすがに泳いでいる人はいませんでしたが、プールサイドではみなさん水着で寝っ転がっていました。
かと思うと島の中央にある山の方では雪。なかなか変化に富んだ気候です。
大変歴史の古い島で、世界遺産があちこちにあります。 町の起源は石器時代に遡る、とか古さはハンパではありません。 かのビーナスが誕生したのも、この地だそうです。
1万年前の遺跡
キプロスと言われてもあんまり関心ないかも知れませんが、勝手に続きます・・
年末はしばらくキプロスにおりました。
ギリシャに近いイメージがありましたが、実は結構離れていて、地理的にはむしろトルコやイスラエル、エジプトに近いという島国。地中海の東の端にあります。
なぜ、キプロスか。
この大不景気、さすがのイギリス人もクリスマス休暇はいつもより質素におとなしく、安・近・短に過ごすのかと思っていたら全然そんなことはなくて、ホリデーはしっかり楽しむみたい。 あそこは満席、ここも一杯。 旅行会社に問い合わせて空席があったのがこの島という訳です。 シーズンオフなのですね。
- お客さん、この時期、レストランもみやげ物屋も閉まってますよ?
- いいです、その方が静かで。
天気も悪くて寒いからオフなんだろうと行ってみたら、そこはやはり地中海。 眩しい陽射しに溢れています(ロンドンに比べて)。
さすがに泳いでいる人はいませんでしたが、プールサイドではみなさん水着で寝っ転がっていました。
かと思うと島の中央にある山の方では雪。なかなか変化に富んだ気候です。
大変歴史の古い島で、世界遺産があちこちにあります。 町の起源は石器時代に遡る、とか古さはハンパではありません。 かのビーナスが誕生したのも、この地だそうです。
1万年前の遺跡
キプロスと言われてもあんまり関心ないかも知れませんが、勝手に続きます・・
2009年1月2日金曜日
一年の計は元旦にあり
これは、2009年になった瞬間、私が目にした光景です。まるでテロの襲撃に遭遇して逃げ惑う群衆のようです。
新年の迎え方を、完全に誤りました。 この一年、先が思いやられます。
例年、テムズ川で大晦日に花火が上がるというので、ほんの軽い気持ちでふらっと出かけたのが間違いのもとでした。
午前零時だから30分前に着けば余裕かな、と。
電車がかつてない混み様だったのでイヤな予感はしていたのですが、駅を出て絶句。
ロンドン市内、中心部を完全に車両通行止めにして、そこを埋め尽くす人の波。 何十万?数百万?
川沿いに続く道にはバリケードが張られ、群衆は花火会場とは逆の方向に流されます。
お巡りさんたちはあんまり人々の誘導に熱心ではなく、バリケードの向こう側で談笑しています。
時間とともにさらに群衆は増え続け、やがて身動きも出来ず、押しつぶされそうに。
時々、ウェーブのように人々がウォーッと奇声を上げます。
まるで地の底から湧くような恐ろしい響きで地面を揺らします。
午前零時が近くなると完全に動きは止まり、後ろから押し寄せる大群で まともに立っていることも出来ず、あちこちで悲鳴が上がります。
「圧死」という言葉が脳裏をよぎりました。 けど、こんな死に方、したくない。
やがて遠くで花火の音。
息も絶え絶えに見上げると、ビルの谷間から遠くの空の色がオレンジとか青とかに変わっているのが微かに見えました・・
われわれが死にそうになっている頃、こんなショーがあったのですね。
す、すごい。
http://www.liveleak.com/view?i=7ee_1230782706
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