2011年2月28日月曜日

All Those Years Ago



友人と初めてアメリカを旅した時の写真を送ってもらった。

フィルムカメラで撮った80年代のニューヨーク。

そうだ、
あの頃は高層ビルの合間からエンパイア・ステートビルが見えただけで心躍らせ、
キッタナくて暗い裏通りのモーテルに雑魚寝するのが この上なく楽しかった

All those years ago...
 








 




    

2011年2月27日日曜日

新旧交代サブカメラ


会議の連続と仕事の飲みだけで終わった出張でしたが、
なんとか時間を捻り出してヨドバシに行った。

仕事で使ってたギャラクシーTab があまりに快適なので、プラーベート用に一台買ったのと
そろそろ換えたいと思ってた日常撮影用のサブカメラを買った。

FinePix X100 にも相当惹かれていたけれど、まだ予約受付という段階だし、レンズ交換の出来ない単焦点なので諦めた。

で、ニコンの COOLPIX P7000 です。
いつも持ち歩くには、ちょっと大きい。
でも画質もさることながら、アナログ感覚のダイアル部分がたまらんのです。

ホテルまで待ちきれず、ヨドバシの前で最初の一枚。

落ち着いた色だなぁ。








    

2011年2月20日日曜日

バーレーン

リビアまで飛び火したのには驚いた。
強面(だった)カダフィは自国民のことを最優先に考える革命指導者で、独裁とはちょっと違う印象を持ってたんだけれども。

もうひとつの飛び火、バーレーン。
去年訪れた時は、目指せドバイの建設ラッシュだった。

いずれなくなる石油に代わる産業を、という焦り?がまずは箱モノに走らせるんでしょうか。
砂漠に忽然と姿を現す超高層ビルは、なんだか異様だった。






今夜の便。明日から日本だ




     

2011年2月19日土曜日

daylesford



オーガニックの daylesford の本拠地はこんなところ。
コッツウォルズにある。
いかにもイギリス、な田園風景に囲まれていて、周りには長閑な村が点在してます。

まず何と言っても敷地が広大。
周囲は自社運営の牧場と農場で、羊と牛が草を食んでいる。
田舎の農場という感じは全くなくて、とにかく洗練されてる。
 



オーガニック食材のショップやそれを使ったレストラン、キッチン用品を扱ったショップ、
料理教室にオーガニック農法の学校、なんと高級感たっぷりのスパまである。

妻曰く「どこを見ても、倒れそうなほどお洒落」。
なぜオーガニックと言うとこういう路線になるんだろう。

チーズグレーターを買って早々に退散した。
・・でも意外と重宝してます。



近くの村はこんな感じでとても静か、のんびりしてます。
 











     

2011年2月17日木曜日

経過報告


かなりの高さになって、市内のいろんな所から見えるようになってきたのに、
スカイツリーのように日々注目を集めている感じがしない。
Shard London Bridge。

人知れずすくすく育っているようで、
健気と言うか、気の毒な気がする。

せめてここでは時々報告します。

↓ 完成予想図\(^0^)/





   

  

2011年2月13日日曜日

Lacock

ロンドンから1時間半、バースの手前にある小さな村に、なんとなく行ってきた。

村全体がナショナル・トラストになってますが、
日本人にとってはハリポタのホグワーツ校の廊下のロケ地、と言った方が分かりやすいかも知れない。


久しぶりに晴れて気が付いたけれど、少し日が長くなってきた。
地面に目を落とすと、小さな花があちこちで咲き始めてます。

宿も兼ねているという、
田舎の伝統料理を出すレストランで、昼を食べて帰ってきた。












     

 

Salisbury近く

久しぶりに少し遠出した。








   

2011年2月12日土曜日

Portobello 2



ノッティングヒルを、もう少し。

この地域は今でこそ高級住宅街として人気がありますが、
もともとは移民が多く住んでいた所で、人種間の対立や紛争もあって50年代までは結構荒れていたそうです。


・・散歩の続き。
アンティークの店が並ぶ Portobello と交差して東西に延びている Westbourne Grove を歩いた。

特に東側は流行に敏感な人たちが多く集まり、いかにも、な感じのカフェやギャラリーが並んでいる。
もっとも、流行に鈍感な私が行くぐらいだから、もう普通の通りに成り下がってるのかも知れない(汗)


日本と同様、もう何年も前からオーガニックのブームは続いてますが、
大御所 Daylesford の店があります。
青山にもあるようなので、暇で興味のある方はどうぞ。



ところで、映画に出てくる Travel Book Shop は、今は普通の靴屋になってます。


  



   

2011年2月8日火曜日

Never Going Back Again

週末、午後10時半のBBC。

Fleetwood Mac の歩みを辿る1時間のドキュメンタリー。
続いてSteve Winwood とクラプトンがロイヤル・アルバート・ホールで共演したライブ。

まぁなんと贅沢なこと。 
こんなことを普通にさらりとやってしまうBBC、ありがとう。
(途中で寝てしまったが・・)

Fleetwood Mac は面白かった。
Lindsey Buckingham が加わったのは Bob Welch が脱退したから、とか
当時恋人だった Stevie Nicks も一緒にメンバーになることを条件にグループに加わった、とか
でもその後、三角関係、どろどろの人間関係の中で、かの「噂」が出来た、と。


"Never Going Back Again" と歌う Lindsey Buckingham と Stevie Nicks。
長い時を経てお互いに見つめ合う二人の姿に、
観客は拍手を贈っているような気がする。








   

2011年2月6日日曜日

Portobello


特に出かける所もなく、相変わらず天気も冴えないので、
ノッティングヒルのポートベロー・マーケットをぶらぶらと。

一応、目当ては The Portobello Arts Club というギャラリー。
ノッティングヒルのいろんな風景を捉えた写真が展示・販売されてる。

覆面ゲリラ街頭芸術家バンクシーの作品を撮ったものも人気だそうで、
お馴染みの反権力・風刺の効いたストリートアートの写真が売られてます。

バンクシーは世界中に神出鬼没に作品を残してますが、ロンドンが一番多いらしい。
彼の作品が見られる場所をマッピングしたガイドもあるそうなので、いつか行ってみよう。

ちなみに、作品の一例。
これは、、ご存知もちろんロンドンですな。



作品を描いているところは誰も見たことがないそうで、
去年だったか、夜中にどこかのパブに忍び込んで仕事に取り掛かっているところを
たまたまセキュリティーカメラが捉え、
バンクシーの正体を見た、と大いに話題になった。

ただの落書きと間違えて市当局が作品を消してしまって問題になったり。
なにかと話題のゲリラアーティストです。






     

2011年2月2日水曜日

ロゼッタ・ストーン


大英博物館を訪れて、最初に目にする展示物はロゼッタ・ストーンです。
正面入り口から入った広間の左手に展示されている。

あの有名な大英博物館に来て、
初めてお目にかかる展示物が、あの有名なロゼッタ・ストーン。。
なかなか心憎い効果的な演出なのだ。





カイロのタハリール広場には考古学博物館があって、
ツタンカーメンの黄金のマスクとか古代エジプトの逸品が保存されてます。

デモが過激化して略奪の被害も各地で出ているらしく、
考古学博物館の周囲には、人類の宝を守るための人の盾が出来ているとニュースで言ってた。


でもエジプトには全国至る所に古代の遺跡があって、
ラムセス何世のなんとかとか、第一級の出土品がかなり無造作に野晒しになっている。

混乱が広がると、こういう無防備な遺跡・遺産が狙われることもある。
いや多分もう被害に遭ってるかも知れない。
考古学博物館にも略奪者が侵入したと言うし。



フランス経由とは言え、ロゼッタ・ストーンをエジプトから持ち出し、
イギリスが自分のものにしてしまうことについては、当時から賛否あったらしい。

しかし今のところ、遠く離れたロンドンで
何千と言う観光客と、毎日平和に写真におさまっている。