2010年1月31日日曜日

情熱大陸

葉加瀬太郎さんはロンドンに住んでいます。
10数年前に訪れてすっかり魅せられ、気の進まない?奥様(髙田万由子さん)を「パリにも2時間で行けるから」と説き伏せて、2年前に家族で越してきたそうです。

葉加瀬さんを招いた昼食会が市内のホテルであったのですが、評判通りとても楽しかった。
日本と往復する日を送りながら、少しずつ活動の拠点をイギリスに移しているそうです。

でもこちらではなかなかツテも無いし、事務所のバックアップもない。音楽活動をする上では日本にいる方が色んな面で圧倒的に便利なはず。
今では奥様もマネジメント業に専念して、家内制手工業的に夫婦で力を合わせて頑張っているそうです。
会場には奥様も見えていて、手作り感たっぷりのプロモーション資料を渡されました。「ダンナをよろしく!」

ピアノとヴァイオリンというシンプルな構成ながら、演奏も聴けました。
ブラームスやエルガーに交えて、もちろん情熱大陸も。

いつもANAの機内で流れているあの曲、葉加瀬さんの作曲だったんだ。
葉加瀬さんが乗っているのに気付くと、キャビンアテンダントはボリュームを少しだけ上げるそうです(笑)。






  

Brighton

  
個人製作のギターばかりを集めた店がブライトンにあるというので、友人と行ってきた。
個人製作といっても趣味のレベルではなくて、芸術的とも言える入魂の一本が並んでいる。
値段も50万、60万がずらり。
日本人にも、こつこつと一人でギターを作り続けている人がロンドンにいるそうです。

ところで海辺の保養地ブライトン。
何回か行きましたが晴れていたのは初めて。
天気次第で印象が全く変わるんですねぇ。





  
  
 

2010年1月30日土曜日

Royal Mail

1516年と言うと日本では応仁の乱の後に続いた戦国の時代じゃないですか。
そのころイギリスでは全国の幹線道路に宿駅を配置し、書簡を届ける仕組みを作り上げたそうです。
イギリス王室きってのインテリ、ヘンリー8世が始めた郵便制度。
この国の先進性はやはり凄い。

それから500年経ちまして、
遅い、届かない、ストが多い、となかなか風当たりが強いですが、それでもロイヤル・メールにはイギリス国民は特別の親しみを抱いているようです。

何週間か前、「歴史的に重要」とロイヤル・メールが認めたアルバムのジャケットが一枚の切手シートになりました。
なかなか人気のようで、どこも完売。あちこち探してようやく一枚だけ手に入れた。

なるほど、へぇこれが、あ、こんなのも・・ いろいろ入ってて面白い。
人々の心を掴むのはなかなか上手いロイヤル・メールです。








    

2010年1月24日日曜日

Oak Smoked Ham


出先で先週一週間、PCを持って行ったにもかかわらすネットにうまく繋がらず、
帰って来て最挑戦するとメモリーがほぼ一杯でよたよたとしか動かず、
この数行を書くのになんと時間のかかること。

こういう時は狩猟民族だった先祖(かどうか知らないけど)を思い出しながら、とりあえず肉、肉でウサ晴らし。




     
 

Dive


両手を広げて飛ぶ三人の男たちの背後に水が流れてる。

ちょっと留守にしてたのですが。
水が関係ある、ような無いような、ところ。





 

2010年1月14日木曜日

SNOWY


例年なら、冬でもTシャツ一枚に近いような格好で(ナゼか)颯爽と歩いてる人がちょくちょくいるのですが、今年は見かけません。 そんなところに今年の寒さを実感します。

部屋の窓から。
去年はドカ雪は1回だけでしたが、今年は少しずつ、しんしんと降り続いています。
雪って音を消すんですね。





 

2010年1月13日水曜日

B to C


そのダジャレ、いっそう寒くなるだけだと思いますが・・
若手社員のそんな声が、社の幹部に届いたかどうか、、、

んなことは知りませんが、目当てのレストランがたまたま休みで、
あたりを見回すとこの(有名な)回転寿司しかなかった。
仕方なく、社会勉強を兼ねて相当思い切って入ってみた。

イギリスに来るとwagamamaと並んでイヤでも目につくYO! Sushi。
なんでも十数年前、あるイギリス人の若者が「20代のうちに一山当てる!」と思い立ち、
いろいろ検討した結果、日本の伝統と先端技術をイギリスに持ち込むことを考えたらしい。
以前はR2-D2みたいなロボットが飲み物を運んでました。
今ではドバイやマレーシアにも進出してます。よかったね。

予想通りと言うか、
お湯に味噌を溶かしただけ、みたいな味噌汁とか
なぜかケチャップを添えたドラ焼きがぐるぐる廻ってたり。

なかなか不思議体験だった。
でもワカメサラダは結構うまかったのです。



  
 

  

2010年1月10日日曜日

35mm二眼レフ



50年代前後の手軽なフィルムカメラはないかと、帰省した際に梅田近辺を彷徨っていたのですが、中古カメラ屋自体がどんどん減っているような気がする。
結局、店もあまり見つからず、これというカメラにも出会えなかった。

帰りに立ち寄った紀伊国屋書店で「大人の科学」の二眼レフを発見。
ローライフレックスは手が届かないけど、こいつなら組み立てに失敗しても気にならない2500円。

所要時間1時間のところ、それなりに苦労してなんとか出来上がりました。
ヨドバシでストラップも買って、とりあえず見た目だけでも楽しいのです。
そーか、二眼レフってこういう構造になってたんだ、とまさに大人の科学。
勉強になりました。








   

時差ボケの2乗


年末年始を日本で過ごして、ロンドンに戻って一日居ただけで日本出張、
それもほんの数日のとんぼ返りで、また戻ってきました。
体内時計は今何時?

ユーラシア大陸の北の縁を辿るように飛ぶ機内から、ボーっと外を眺めます。
延々と続くツンドラの中に、時折、一本の道がすーっと伸びていたり、
人家とおぼしき建物の屋根がいくつか見えたり。

おそらく周囲数百キロ以上、全く文明の気配を感じさせない、隔絶された極北の地に暮らす人々。
大自然の前に人はあまりに小さいげれど、
人間の力って凄い、と思う瞬間。




   

2010年1月5日火曜日

厳冬です


・・・
ひたすら寒い。
こんなに寒さが続くのは30年振りだそうで。
そんな記録に付き合いたくない。

   


   

そば



日本で年末を過ごした訳ですが、
日頃(ロンドンで)出来ないことをリストアップして優先順位をつけ、
気がつくと結局は単なる食べ歩きに終わったと(苦笑)。

年越しの蕎麦はこちら。
行列のできるなにわ翁。

蕎麦食べて満腹なんて野暮な話ですが、次はいつになるか分からないので
おしながきを端から順に・・

蕎麦屋で飲む酒はやっぱり旨い。