2010年2月28日日曜日

Piccadilly Circus

 




   

上を見て歩く

 
あまりに雨の日が多いので、
少し雲が切れると、思わずカメラを向けてしまう。




  

 

市場




  
ロンドンは通りを一つ隔てるとガラリと街の雰囲気が変わります。
チェルシーの隣にあるこの通り、エスニックな住人が多くて独特の活気があります。
週に何回か市が立ってとても賑やか。
生々しい肉屋に行列ができていたり、山盛りの野菜、果物が1ポンドだったり。





 

 

Hyde Park

 
今年はずるずると冬が長いと思う。
こんなに晴れない日が続くとは。

夏の野外コンサートの時は、刺すような日射しに耐えられなくなって、屋根のあるこのベンチに避難したこともあったな。





   


  

2010年2月19日金曜日

National Trust と Abbey Road


ナショナル・トラストの2010年度版ガイドブックが届いた。

車に貼る駐車券代わりのシールとかと一緒に手紙が同封されていて、
「より若い世代にアピールするため、これまでのシンボルカラーの緑を明るい緑に、The National Trustの "The" を取ってより親しみやすくしました。」

「古きをまもる」 ことが使命のナショナル・トラストも、時代に合わせて CI を変えていくんですね。それなりに苦労・工夫してるんだと思います。
そう言えばわが社も大激論の末、大文字を使ったロゴから全部小文字のロゴに変更したな。


経営の厳しい EMI がアビーロード・スタジオを売りに出してますが、ナショナル・トラストが名乗りを上げているらしい。

賛成~!
大切な英国民の資産を非営利目的で次世代に残すんですから。

なんといってもナショナル・トラストの管理になると公開される可能性が高い。
あの第2スタジオや、当時のままというピアノを目にすることが出来る。 素晴らしい。
誰もいないタイミングを見計らって、ヒヤヒヤしながら入り口前でパチリ、なんて必要がなくなるんだろうか。




・・・とは書いたけれど。
いやちょっと待て。
やはりあそこはスタジオとしてこれからも音楽を産み出し続けてほしい。
EMI、もうちょっと頑張って。




    

2010年2月17日水曜日

Let your love flow

テレビでオリンピックを見ていて思うのですが、非常に淡々と伝えていて、いまいち力が入らない。
日本だと競技だけじゃなくて選手の素顔から応援から、全部ひっくるめてエンターテイメントに仕立て上げていて、それはそれでお腹いっぱいなんですが。

で、レディ・ガガが席捲したBrit Awards。
こちらも受賞の様子はあっさりしてます。

ノミネートはぁ~

受賞はぁ~

では、一言どーぞ~ で Thank you so much! I love you all~ とかなんとか。以上。


でもCMはいかにも音楽ファン向けで、楽しかった。

バークレーズではボストンの懐メロが聴けたのだ。






Bellamy Brothers のウォーター・スライドバージョンもあるんですね。
Jay-Z とかより、個人的にはやっぱりこういう感じがいいな。







    

2010年2月16日火曜日

Keep the customer satisfied

  

 
John Lewis に行ったのは、正確に言うと注文したコーヒーー・メーカーが予定の日に届けられない、とかなんとかの 連絡があったから。

こういう時は何をおいても現場に直行するに限る。

なぜ予定日に届けられないのか、売場、カスタマーサポート、どこへ行ってもその理由が分からない。
3人がかりで1時間くらい調べて、ようやく 「買った時に倉庫から商品を発送するための “Go” ボタンを担当者が押し忘れた」 のが原因と判明した。 かかった時間のわりに原因はシンプルでした。
でも分かっただけすごい、ジョン・ルイス。

フロア・マネジャーが出てきて、すみませんでした誠意のしるしに、とコーヒー豆を2パック手渡された。
これまたすごい、ジョン・ルイス。
(ちなみに、こう言う場合の「誠意」って good will を使うんですね。)

ということですごいぞジョン・ルイス。
イギリスのデパートでは輝く顧客満足度ナンバー1なのです。
わが家も大好きなのだ。宣伝しちゃおう。

http://www.johnlewis.com/





  

2010年2月15日月曜日

2010年2月14日日曜日

洗車



久しぶりに洗車をしてさっぱりする。
近所にある Hand Wash の洗車場で、乗ったまま洗ってくれます。

こっちで生活していていつも思うんですけど、サービスを提供する側がとても自由奔放というか、お客さんの前でかしこまったり、恐縮したりすることがあんまりない。

この洗車場、国母選手みたいな格好の若者がたくさん働いていてます。 朝食べて来なかったからなのか、単にお腹空いたからなのか、片手でハンバーガー食べながら、何か飲みながら洗ってるなんてことがしょっちゅうあります。 お客さんの前では失礼、なんて発想はありません。

でも仕事は凄くて、バンパーの裏側とかホイールのすき間とか、自分ではなかなか汚れを落とせないような所まであっという間にキレイにしてくれるのだ。
ちゃんと仕事してんだから別にいーじゃん、そんな感じ。


・・・ところで、車に乗ったままの状態で6、7人がかりで寄ってたかって洗われると、なぜか体中が痒くなります。


  


  

2010年2月13日土曜日

BRIT AWARDS

 

来週火曜日がレコード大賞?のBRIT AWARDSなので、一応CDを買って聴いてみた。

レディー・ガガとかリリー・アレンはなんとか分かるとして、
Katherine Jenkins、Noisettes、Ellie Goulding、Pixie Lotte、、、、、
妻と二人で、「知らないねぇ・・」 「聞いたことないねぇ」

日頃聴いてるのがAOR(なんて言葉も死語ですが)、ジャズ系のFMなので、耳にする機会がないのか。
まぁ、日本にいても日本の流行りの曲は見事なくらいに知らないので、イギリスにいても同じことなのかも知れない。


イギリス人じゃないけど、マイケル・ブーブレ。 これはわりと流れてた、と思う。
 







  

2010年2月7日日曜日

連想

ひょんなことから菅原文太を思い出した。

コーヒーメーカーを買いにオックスフォード・ストリートのJohn Lewis(デパート)に行ったのです。

途中バスから外を見ていると、古いビルを取り壊した跡で、空き地になっている所を通り過ぎた。
この間まではクリスマスマーケットをやっていたけれど、いつの間にか仮設の建物が出来て、ふれあい恐竜広場になっている。

「ふれあい恐竜広場」 なんて訳が適当かどうかは分かりませんが、"Interactive Dinasour Encounter"と看板に書いてあります。

Encounterという言葉を見て ”未知との遭遇” (Close Encounters of the Third Kind)を思い出した。

で、未知との遭遇と言えばDevils Tower。
映画で使われたデビルスタワーはアメリカのワイオミングに実在するけれど、そっくりなのがミャンマーにあるのを思い出した。

バガンという町の郊外にあるポッパ山。
これがデビルスタワーにそっくり。

↓ この山、すごいでしょう ↓。
頂上にはキンキラの寺院があって(猿もいっぱいいた)、その寺院の中ではナゼか菅原文太的な任侠の世界が密かに広がっていたのです。
このおっちゃん、神様なのか、神の使いなのか、預言者なのか、全くもって位置づけが不明です。 あぐらかいてるし。

ということで以上、バスでぼーっと頭に浮かんだ連想でした。




   




   


  

Richmond

  
午後から晴れたのでリッチモンドまでたっぷり時間をかけて歩いた。
陽が当たるときらきらとキレイに見えるものがいっぱい。













   
   

2010年2月6日土曜日

テムズ河の、南と北



    

   

   
  

2010年2月5日金曜日

子供用に非ず


ハイストリート・ケンジントンの雑貨屋で買ったブリキのおもちゃ。インド製。

箱に「子供用ではない」と明記してある。

テレビゲームでしか遊ばない今の子供たちにはウケないと、最初から諦めているのか。
よく見ると、思いつめたような表情のインド人らしき男性がうつむき加減に力なく座っている。
そんな人生の悲哀が理解できるのは大人になってから、ということか。

でもつくりはシンプルで、カチッと引き金を引くと
人生の悲哀なんて吹っ飛ぶくらい、インド人は派手に回転する。

大人にはそんな風に吹っ切れる瞬間が必要。
やはり子供用に非ず、と思った。






   

  

日の出、日没



日没時間がもうすぐ5時になります。
この1ヶ月で1時間くらい遅くなった。

写真は朝焼け。こちらもどんどん早くなっている。




   

2010年2月2日火曜日

Seafood Platter

 
繰り返しますが海辺の町ブライトン。
そりゃ当然、新鮮な海の幸への期待が高まります。
で、海岸線を見渡す絶好のロケーションの老舗っぽいレストランに入った訳です。

ブライトンのフィッシュ&チップスは旨いと評判なので、まず一皿。
もう一皿はフィッシュ・フィレ、海老、オイスター、蟹・・
これが食べたかったというシーフード・プラターをメニューに発見したので即、オーダー。

お待たせしました~
と出てきたのが、


二皿とも、ほぼ褐色に覆われている
ちょっと(相当)イメージ違うけど。。
「・・・・」
「なに、これ?」
魚も海老も貝も、なんだか同じ食感、同じ味。
まぁ、フライド・チキンじゃないのは何とか分かるけど。
新鮮な魚介類を、なぜ、わざわざフライにするのデスカ、ブライトンの皆さん??? 

ほんの百キロちょっと、ドーバー海峡を隔てた対岸のフランスでは決してこうはならないです↓



地中海に面したマルセイユなんて行くと、それはそれは唸るほど濃厚なブイヤベースが出てきたりするんだけど。

同じ海辺の町で、この違い。
食文化の差って、想像以上に大きい。

がんばれ、アングロ・サクソン。