2009年1月2日金曜日

一年の計は元旦にあり


これは、2009年になった瞬間、私が目にした光景です。まるでテロの襲撃に遭遇して逃げ惑う群衆のようです。
新年の迎え方を、完全に誤りました。 この一年、先が思いやられます。

例年、テムズ川で大晦日に花火が上がるというので、ほんの軽い気持ちでふらっと出かけたのが間違いのもとでした。
午前零時だから30分前に着けば余裕かな、と。

電車がかつてない混み様だったのでイヤな予感はしていたのですが、駅を出て絶句。
ロンドン市内、中心部を完全に車両通行止めにして、そこを埋め尽くす人の波。 何十万?数百万?

川沿いに続く道にはバリケードが張られ、群衆は花火会場とは逆の方向に流されます。
お巡りさんたちはあんまり人々の誘導に熱心ではなく、バリケードの向こう側で談笑しています。

時間とともにさらに群衆は増え続け、やがて身動きも出来ず、押しつぶされそうに。
時々、ウェーブのように人々がウォーッと奇声を上げます。
まるで地の底から湧くような恐ろしい響きで地面を揺らします。

午前零時が近くなると完全に動きは止まり、後ろから押し寄せる大群で まともに立っていることも出来ず、あちこちで悲鳴が上がります。
「圧死」という言葉が脳裏をよぎりました。 けど、こんな死に方、したくない。

やがて遠くで花火の音。
息も絶え絶えに見上げると、ビルの谷間から遠くの空の色がオレンジとか青とかに変わっているのが微かに見えました・・

われわれが死にそうになっている頃、こんなショーがあったのですね。
す、すごい。

http://www.liveleak.com/view?i=7ee_1230782706

 

 

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いや本当に。
これが雷門前だと、あぁ元旦ね〜という
刷り込みがあるけど、ロンドンだとあれですね
アイアールナントカとか
アルカリだナントカとかの
事件の映像の刷り込みがあるせいか
ちょっと怖い絵ですね。

気をつけて取材を続けてください。
って、もう帰ってるか。

匿名 さんのコメント...

柄物どの

たしかにそういう危険は感じました。
ここで自爆などされたら効果絶大ですから。

余りにも原因がはっきりしていて恥ずかしいのですが、寒空に立ち続けた結果、風邪をひきました。
寝込んでおります。

 

匿名 さんのコメント...

本当に怖いっすね~。
何事もなくよかった~・・・・

しかし風邪をひいて寝込んでいるけねぴさん。
大丈夫ですか?

お大事にしてくださいね。
今年の正月は、なぜだか忙しいく
なかなか寝てすごせないKozzyでした。

匿名 さんのコメント...

KOZZYさん

ありがとうございます。
39度の熱と闘ってました。
勝ったのか負けたのか分かりませんが、
ヤマは越えたように思います。