2010年12月19日日曜日
星の価値 その2
で、船旅の続きです。
ドーバーでは車に乗ったままフェリーのチェックイン、イギリス出国、フランス入国の手続きが終わってしまう。
乗船時間は1時間半。
船旅と言うにはあまりにもあっけなく終わってしまうけれど、
北の海峡を渡るという点では 学生の頃乗った青函連絡船を思い出します。
混んでいるけど何故か物寂しい、船内の雰囲気も似ている。
温かいソバでもあれば最高だけど。
なにしろ日帰りなので、フランスに滞在できるのはせいぜい4、5時間しかない。
限られた時間を使ってフランスでしか出来ないこと、、
と言うと、もう決まっている。
美味いレストランに行く。
ミシュラン片手に、海沿いの町を走るのだ。
幸い、カレーからは海沿いに北に走っても、南に走っても、内陸に向かっても
手ごろな距離に美味そうなレストランが点在してます。
今回は少し南に走って Boulogne-sur-Mer という港町にあるレストランに行った。
星一つ。
イギリスにも星付きレストランはもちろんあります。
とても美味しい。
でも、やはり違うのだ。"美食こそ人生"の国フランスは。
味わいの奥深さが違うような気がする。
一品一品に美食の歴史が込められている、はちょっと大げさか。
同じ星の数でも、イギリスは少し評価が甘いんじゃないの?と思ってしまう。
・・ということで、美味しいお昼を食べにフランスへ、
ドーバー海峡連絡船の旅。
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