2010年4月7日水曜日

Brown vs Cameron

   -BBC-

デービッド・キャメロン、保守党党首です。
このキューピー顔のおじさんが一ヶ月後にはイギリスの首相になっているかも知れない。

昨日(6日)、ブラウン首相が下院の解散を宣言して5月6日に総選挙が行われることになりました。

こちらの人と話していると、"ウェストミンスター・システム" という言葉をある誇りをもって口にする場面に時々あう。
イギリスが規範となって世界に広めた(と言ってもほとんどが植民地なのですが)議院内閣制。
イギリス国民の素晴らしいところは、自分たちが作り上げた民主主義を非常に優れたバランス感覚で引き継いでいるところではないかと思う。
保守党、労働党の二大政党が、ゆっくり振れる振り子のように長いスパンで政権交代を繰り返しています。

そのバランス感覚から予想すると、次の政権は13年続いた労働党に代わる保守党。
でもどちらも過半数を獲るのは無理だろうという見方もあって、なかなか混沌としています。

もちろんわたしは選挙権はありませんが、この一ヶ月は5年ぶりの選挙をヤジウマとして楽しもうと思ってます。


  

   

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