2009年8月4日火曜日
Don’t be foolish!
先月東京に帰った時、エスカレーターに乗って立つのは右側か左側か、まったく思い出せなかった。
ロンドンは、右です。
この間、ピカデリー・サーカスの長いエスカレーターで左側に立つ人がいて、進めなくなりました。
なんとなく皆がイライラし始めた時、後ろの方から男の人の声。
「すみませーん、そこ空けてくださーい」
その後、少し茶目っ気のある声で続けて、
Don’t be foolish~! と。
あなたは、後ろで皆が困っているのが分からないような、そんな人じゃないですよね。
そんな言い方。
言われた方も嫌な感じは受けないし、まわりの空気も一気にやわらいだのが分かりました。
イギリス人のこういうセンス、いいんだなぁ。
それに比べて、日本人はこういう状況、ちょっと苦手かも。
黙って我慢するか、せいぜい遠慮がちにすみませんと言うか。 最悪の場合、そこ邪魔だろ、と怒鳴るか。
Don’t be foolish! 日本語で何て言えばいいんだろうと考えて、結局思いつかなかった。
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2 件のコメント:
むかし梅田、阪神デパート前の雑踏で
煙草をふかしていると
近くで何事かに対してぐずる
4歳児くらいの子供を
母親が優しく叱りながら
「おりこうさんやねー、ぼくは」
「…うん、そうなんや……でもなー
……あかんから、……な。うん。」
と、云って最後に子供をなだめていた母親を思い出しました。
東京的に直訳する「良い子だね」とは
おもいきりニュアンスの違う、その一言に愕然として、
それ以来「どうやら噂どおり大阪は外国である」
という印象をより鮮明に刻み込んだものでした。
このたび貴殿のブログを拝見させていただき
そのような記憶が蘇って参りました。
「おりこーさんやねーぼくは」
云われてみてーもんだ。
>ガラモンさま
お久しぶりです。
エライこっちゃ、飛行機に乗り遅れる
(at ヒースロー)
焦ってるので、つい大阪弁になりました。
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