2009年8月24日月曜日

シンブル


シンブルなんて言っても、多分ご存知ないでしょう。
地味でマイナーな存在ですが、人知れずディープで、結構世界中にじんわり広がってます。

もともとは、西洋で婦人たちが裁縫や手芸をする時に使う「指ぬき」でしたが、
だんだん実用から離れて装飾が加えられ、お守りとして飾られるようになったもの、なんだそうです。 陶器でできているものが多いです。
えー、、それ以上の知識はありません。

日本の観光地ではまず見かけませんが(ディズニーランドでは売ってるらしい)、旅先の土産物として、そこそこ人気があるようです。 手軽・かさばらない、ところがいいんですな。
特に欧米では町ごとに、観光地ごとに独自の絵柄や装飾が施されていて、良い記念になります。
中国や韓国など、アジアにもあります。

見つけるコツは、どっこにでもある、いかにもチープな土産物屋を目指すことです。
店頭に絵葉書とか、ショットグラスの類が置いてあれば、ほぼ間違いなく発見できます。

私なんかは まだまだなのですが、密かにシンブル集めの仲間がおりまして、
数千個!のコレクションを誇っている知人や、シンブルを飾るためにわざわざ自宅を改装したという強者もおります。

一応、わが家のシンブル収集にはポリシーを設けていて、

・必ず、自分で訪れた場所のものを集める。単なる通過、トランジットで寄った土地のものは、対象外。
・一ヶ所につき、一個。
・シリーズもの(名画シリーズとか、十二支とか、大リーグのチーム柄とか)は、集めない。
・人から譲り受けない。

あくまでも旅の思い出として集めるのが目的なので、数が増えすぎないようにしておるのです。


外国人が必ず訪れる日本の観光地、浅草の雷門とかのシンブルを作ったら、絶対、売れると思います。



  
 

2 件のコメント:

キノ子 さんのコメント...

パッと見た瞬間は塩・コショー入れかな?と思ったの
ですが、元指ぬきなんですね。シンブル、名前は
もちろんのこと、初めてその存在を知りました。

写真だけでなく、この絵柄を見ながら旅を思い出す
のも、また違った楽しみがありそうですね。

けねぴ さんのコメント...

>キノ子さん、こんばんは
イギリス発祥ということなので、いっっぱい、あります。探してみてください。
あまり熱心に集め出すと、家を建て替えることになるので、ご注意を。