2008年12月12日金曜日

いつものように


会社の帰り。 今日も電車を待っている。
予告なし突然の行先変更があって、途中の駅で乗客全員が降ろされた。
珍しいことではありません。 ほぼ毎日、あの手この手で同じような目に遭わされます。

かれこれ20分近く、零度になろうかという寒空の下 こうして待ち続けている。
足の指先が凍りそうだ。
時刻表はないし、アナウンスもないので、一体いつ来るのかさっぱり分からない。
反対方向の電車を何本見送ったことか。

でも紳士淑女の国。
誰もイライラしたり、駅員に当たり散らしたりしません。黙っておとなしく待っています。
(そもそもホームは寒いので駅員はいないし、たとえいたとしても 「いつ来るのか、オレにもわからん」と言われるのがオチ)
わたしも、これくらいのことでは全く腹が立たなくなりました。

あぁ、やっと、来た。

はい、でもここで安心出来ないのがこの国。
その列車も、この駅止まりでした。

笑い話ではありません。
笑ってください。

 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そういう我慢強いというか
おっとりしているというか
諦念に満ちた構え。

見習うべきなのか、

かと言えば

何かと対立して拳銃ぶっ放すとか
暴動が起こるとか
そこまで行かずとも
とことん議論するとか熱い空気

火をくべるべきなのか、

私の暮らす国では
氷も凍らず火も燃えず
相変わらずニョローーンとしています

暖冬みたい。

匿名 さんのコメント...

かつて私たちの先輩も燃えた時期があったのですね

今は、、
自分の周囲80cmが心地良ければ それでよい、と。

日本は人間温暖化が他国より進んでいるのかも?