2011年6月4日土曜日

職人技



えー 久しぶりで。

突然ですが英国にも職人技がたくさんあるのです よ。

そのうちの一つ。
スティルトン・チーズ。 青カビのチーズです。
特にクリスマスには、ポルトワインと一緒にいただくことになっている。

英国中部のスティルトン地方で生産されていて、
世界の三大青カビチーズと言われている、そうだ。

解説は長々しくなるので(怠慢)省きますが、
スティルトンを食すなら、生産地まで行って買ってみよう、
ということで行ってきた。
どんな所で作られているか、
詳しくは ここ に載ってます。

ロンドンから2時間半ほどの広い地域に、工場が点々としていて、
村の入り口には生産地であることを示す標識が誇らしげに立っている。

日本なら、恐らく間違いなく、
各工場には見学施設やら土産物屋やらレストランやらが併設されていて、
キーホルダーに携帯ストラップのキャラクターグッズが並んでるはず。
で、観光バスがずらりと並ぶ。
なんせ「世界三大」ですから。

でもそこはイギリス。
どの工場も拍子抜けするほどひっそりしていて、
探さないと分らないような小さな売店におばさんが一人。
小さなガラスケースに、無造作に包んだ出来たてのチーズがいくつか並んでいるだけ。
店すら持っていない工場も多い。


商売っ気がないと言うか、
毒されてないと言うか。

イギリスのこんなところは、大好きだ。











   
   

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